ヘリウムガスってどこで販売してるの？100均でも売ってる？

風船も最近はバルーンと呼ばれます。バルーンといえばアート。パステルカラーのバルーンで門を作ったり、色とりどりのバルーンを部屋中に飾ってサプライズパーティなんて素晴らしいですよね。

子供は特に風船が好きです。誕生日など個人のイベントや子供会での催しなどで利用してみたいですよね。風船をたくさん膨らまし、バルーンアーティストを気取って部屋をきれいに飾り付けしてみたいじゃないですか。

そんな場合、一個一個、息を吹き込んでふくらませていくなんて大変です。それに、人間の呼気が入った風船は空中に浮かばないんですよね。子供が喜ぶ飾りつけにしたいのなら、ふわふわと浮かんだバルーンじゃないと！

風船を空中に浮かべるためにはヘリウムガスが必須です。でも、ヘリウムガスってどこで手に入るんでしょう。普段身近な存在ではないぶん、わかりません。そこで、ヘリウムガスについて調べてみました。

ヘリウムガスを販売している店舗

ヘリウムガスは不燃性の安全なガスです。ただし、風船用のガスは声を変えるガスとは違うので吸い込まないように気を付けましょう。

一般のお店でヘリウムガスを売っている場所を、以下に記しました。

・ドン・キホーテ

・トイザらス

・東急ハンズ

・ロフト

・ダイソー（100円ショップ）

ダイソーは風船用のヘリウムガスの販売はしてませんが、ダイソーで風船を購入することにより１００円+税で購入した風船にガスを入れてもらうことができます。ただし、大きい店舗などの限られたお店でしかこのサービスを受けることができません。

東急ハンズでも購入した風船にヘリウムガスを入れてくれるサービスがあります。ただし、店舗によってこのサービスは行っていない場合がありますので注意が必要です。その他、ここに記した店では11リットルのヘリウムガス缶が売っています。(ダイソー以外)

しかし、たった11リットルでは全然足りません。アルミ風船の場合はゴム風船よりはましですが、部屋中をバルーンで飾るなんてとても無理な話です。たくさんの風船を浮べるためには、大量のヘリウムガスが必要です。普通の店舗では売っていないとなるとどうするか？　

ネットショッピングでヘリウムガスボンベを購入するのが、一番よい選択でしょう。ヘリウムガスボンベは400リットルで8,000円前後と意外に高価です。

この使い捨ての他、ヘリウムガスボンベのレンタルという道もあります。こちらのほうが安価で済みます。

11リットルでは全然足りないというけれど、具体的に、バルーンを浮かせるのに必要なヘリウムガスの量はどのぐらいなのでしょうか？まず、ヘリウム補充缶では圧力が足りないためゴム風船は膨らますことができません。

9インチ（約13センチ）のゴム風船1個で、約7リットル

11インチ（約23センチ）のゴム風船1個で、約15リットル

16インチ（約41センチ）のゴム風船1個で、約42リットル

ただし、使用する環境によっても変わってくるので、あくまでも参考程度にお考えください。

市販されているヘリウムガス缶の11リットルなどは、本来膨らんでいたバルーンがしぼんできたときの補充用のガスなので、バルーンにいちからガスを入れるとなると一本では到底膨らみません。

ショップのレビューなどを見ると、ガスの必要量を想像だけで一本で足りるだろうと思い込んで購入し、ガスが一本では全然足りない！！となったお客さんも多いようでした。

ヘリウムガスを入れていつまでも浮遊してくれるといいのですが、ゴム風船は1日ももたずに落ちてしまいます。いっぽう、アルミ風船は1週間ほど浮遊してくれます。

ヘリウムガスボンベを買うか借りるかが一番ですが、腰が重くなってしまった場合は発想の転換で、風船用のフックシートの活用はいかがでしょうか？

バルーンを浮べるのではなく吊り下げるのです。吊り下げて浮遊させる、といったイメージです。アルミ製のバルーンは気持ちよく揺れてくれますし、パステルカラーのゴム風船を床やソファに敷き詰めるのもきれいな飾り方です。なにより、口からの空気で膨らますことができるので経済的にも優しいですね。

いかがでしたか？ヘリウムガスで大量のバルーンを浮遊させるのも、意外と大変だったことがおわかりいただけたと思います。

個人でバルーンアートを楽しむためには、ネットでヘリウムガスボンベを買うかレンタルをする必要があります。でも購入するのに資格があるわけではありませんし、子供会で使うという話なら積極的に考えてみてもいいでしょう。

でも浮かべなくてもきれいなバルーンアートはできます。バルーンの色や量にこだわって、時に吊り下げたりもして、工夫してあなたなりのバルーンアートを作ってみてください。