カビ臭いからアパートを引っ越したい!気になるトラブルと退去費用の負担はどうなる?

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最近アパートがカビ臭いから引越ししたい!そんなわけで「アパートのカビのトラブル」と「退去費用の負担」について調べてみました。

 

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アパートの引っ越しの際のカビによるトラブルって? 

いざアパートを引っ越しすることになって起きるトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。その中で「カビ」に関するものはどれくらいあるのか調べてみました。

 

1、飲み物等をこぼしたことによるシミ・カビ(手入れ不足で生じたもの)

2、結露を放置したことで拡大したカビ、シミ(通常の使用を超える)


東京都の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」によると、上記の2点が入居者の退去時の費用負担の対象になります。いずれも「目に見える範囲」の普段からの手入れによって防げるものです。

そのほか、壁や押し入れなど見えるところのカビなら、大家に了解をもらった上で自分で直すこともできます。大家に断りもなく修繕するのは好ましくありません。大家に修繕をお願いするのが一番です。

 

私が経験した事なんですが、加湿器のかけすぎでいつのまにか寝室のクローゼットに置いていた衣類タンスがカビだらけになりました。引き出しを開けたらカビまみれの衣類が出てきて、結局そのタンスは使えなくなったんです。

タンスの表面のつやつやとコーディングが施されている部分は、濡らして固く絞った雑巾で拭くと濃い緑っぽい汚れがついて拭き上げれたんですけど、タンスの裏側はコーティングのない木の板で、拭いてもとれないカビが沢山ついていました。

 

部屋が乾燥しているからと、寝室の乾燥防止のために安価な加湿器を使ったことが一因です。長年の借家の場合、借りた人のライフスタイルで様々な匂いが染みついてそれが「臭い」になり、「悪臭」となってしみ込んでしまう。

借家経営をする側であれば、借りる側のことを考え前もって修繕を行うのが義務です。

 

ただ、カビ臭さに関しては、臭いに関して過敏な人とそうでない人の「個人差」があります。「アパート全体がカビ臭い」と感じるかどうか、

ここは住めないと思うか、住みながら換気して掃除をして、住める環境にできるかどうか、それは借主が判断するしかありません。

 

アパートのカビ問題。退去の際の費用負担はどっち!?

アパートは大家の「資産」です。借りているという気持ちを忘れずに、故意に汚すことがない限りは「退去費用」は借主には法的にはありません。日頃から掃除をして「きれいに使っている」ことを大家に伝えることは大切です。

もし、汚したりした場合は早めに連絡することで信頼関係ができ、たとえ退去することになっても円満な交渉につながります。

 

これが見えない場所で、入所直後で身に覚えがない場合は遠慮しないで大家に話したほうがいいです。遅くなるほど、「あなたが汚したのでは?」と言われかねませんよね。お互いに嫌な思いをしてしまいます。

 

「自然消耗は大家さんが負担する」というルールは国土交通省のガイドラインや東京都の条例で定められています。

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人が生活すれば、自然とできる汚れやキズは仕方がないことです。できるだけ汚さないように掃除をしたり、換気をしたりすることで丁寧に使うことはできます。

「人が住まない家も傷む」ということも言えます。いずれにしても、「手入れ」が必要だということです。

 

借主が手入れを怠って放置した場合にできた傷や汚れは借主の責任です。それ以外は大家の責任ということです。カビ以外で費用負担に関する箇所と「大家」と「入居者」別の負担の境界線は次の通りです。

 

大家さん負担と入居者負担の境界線

 

お風呂

<大家負担> 古くなった給湯器を次の入居者確保のために交換

<入居者負担> 空焚きして壊したお風呂

 

キッチン

<大家負担> 見えない冷蔵庫の後部壁面の黒ずみ 

<入居者負担> 通常の使用を超える台所の油汚れ等

       (使用後の手入れが悪く、ススや油が付着しているなど)

 

<大家負担> 家具の設置による床・カーペットのへこみ、設置跡

      (生活していくうえでできて仕方がないもの)

 

<大家負担> クロスの変色(日照など自然現象によるもの)
       画鋲やピン等の穴(下地ボードの張り替えは不要な程度)
       

<入居者負担> クギ穴・ネジ穴(下地ボードの張り替えが必要な程度)

 

カビ対策について

【一般的なカビ対策】

一般的に部屋にカビが繁殖しやすい原因としては、湿気が多いところ、通気性が悪いところに発生します。ですから、こまめな換気が必要です。

タンスなら、引き出しをひとつひとつ取出して、定期的に天日干しをする。湿気がこもりそうなところに「除湿器」や「湿気取り」を置くなどの対策があります。

 

梅雨時や冬場の窓ガラス、壁が結露したところに緑や黒いシミのようなカビが発生すことがあります。黒カビはなかなか取れません。通気性の悪いところは年中カビが繁殖します。窓ガラスや壁の結露をこまめに拭き取りましょう。

 

【木造、コンクリートなど建材の素材によるものなのか】

昔の建物は木造なので、木の伸縮によって夏は乾燥によって木が収縮し隙間ができ、自然な「換気」が建物自体できていました。

冬は水気を含んで膨張し、隙間が埋まり、冷たい外気の室内への侵入を防ぎました。木造建築は防火管理上、その後見直され、燃えにくい建材の研究から「コンクリート」や「断熱材」をもたらします。年中無休の「カビの発生」はその弊害といえます。

 

【コンクリートカビとは】

外気に冷やされ、断熱材を通過してきた水蒸気が室内側のコンクリート壁まで到達しますが、通気性が悪いため、コンクリート壁面と断熱材の間で結露を起こします。

発泡プラスチック系断熱材を使用していた場合は、さらに結露を起こしやすいです。室内の壁が濡れて壁紙が剥がれたり、カビが生えたりします。

 

アパートのカビによる修理負担まとめ

飲み物等をこぼしたり結露を放置したりと、入居者の不注意で発生したカビについては、入居者によって費用負担の対象になります。掃除の際など、意識して普段からの手入れによって防ぐことができるものです。

年末の大掃除で家具を寄せて、カビが発生していないかチェックしたり、もしカビを見つけたら大家さんに早めに伝えましょう。

お金に関わることですからシビアな部分もありますが、「大家」と「入居者」という人間関係をよくしていくこともトラブルを防ぐ手段だといえます。

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