鉄製のフライパンを使っていると、いつの間にかさびだらけになってしまって困った経験はありませんか?少し使わない期間があっただけなのに、いざ使おと思ったらサビだらけになっていて何も焼けない・・・
なんて悲しい思いをした方もいるかと思います。しかし、まだそのフライパン捨てないでください!!新しく買い替えなくてもさびをきれいに落とせる方法があるのです!
この方法を知ってさびだらけのフライパンをピカピカに再生させましょう!!
そもそもフライパンにどうしてさびが付くの?
まずフライパンのさびの落とし方を知る前に、なぜさびがついてしまうかを知っておきましょう。これを知っておくと今後フライパンにさびが付くのを防ぐことができるからです。
フライパンにさびがついてしまう原因にはこんなものがあります。
・火力が強すぎる
・使い終わった後、洗わずに放置している
・汚れや焦げを落とし切れていない
・調理時に油をしっかりと引いていない
・濡れたまま放置している
鉄製のフライパンを使って調理をする際は、とにかく焦がさないように注意しなければいけません。鉄はとても熱を通しやすいので、ステンレスなど熱を通しにくい調理器具と同じような感覚で火力を上げてしまうとあっという間にフライパンが焦げてしまいます。
調理をする際は、フライパンに油はたっぶりとひいているでしょうか?鉄製のフライパンは、テフロンのフライパンのように加工がされていませんので、油をしっかりとひかなければ焦げる原因になります。
また、調理が終わった後のフライパンの扱い方も重要です。調理後は汚れがフライパンについてしまうものですが、放置していると残った熱で焦げ付いてしまうことがあります。
汚れや焦げが残ったまま次回の調理に使用すると、その部分がまた焦げてしまいさびの原因になります。また鉄は水に弱いので、洗った後にそのまま放置するとこれもさびの原因となってしまいます。
フライパンを再生させる方法とフライパンにさびが付かない対策!
さびてしまったフライパンを再生させる方法をご紹介いたします。さびはそのまま擦っても落ちない場合がほとんどですので、火で熱して炭化させることが大切です。
<使うもの>
・たわし(ナイロン製・金属製の硬いもの)
・金属製ヘラ
・台所クレンザー
- フライパンを火で熱します
- 水でフライパンを浸して冷ます
- クレンザーをフライパンにふりかけて、たわしやヘラでごりごり削る
- もし取りきれなかったら、取りきれなかった部分を再び火で熱して繰り返す
- さびが取り切れたら、フライパンを火にかけてしっかり水分を飛ばす
- フライパンに油を引いて煙が出るくらい熱して馴染ませる
作業を行う際は、熱したフライパンで火傷をしないよう、十分に注意しながら行いましょう。フライパンでさびを熱するときは、フライパンから煙が出なくなるまでしっかりと熱を持たせるとさびが炭化し落としやすくなります。
洗ったあとは、拭いて水分を飛ばす方もいらっしゃるかもしれませんが、拭くだけでは細かい隙間に入った水分まで飛ばすことができませんので、必ず火にかけて乾かすようにします。
その後は、焦げ防止のために、フライパンにしっかりと油をひいておきましょう。
また、せっかくきれいにしたフライパンですから次からはさびないように注意していきたいですよね。そこで、調理後は毎回すぐにしっかりと汚れを落とすこと、しっかりと水分を飛ばすこと、油をひいて馴染ませておくことは必ずやりましょう。
鉄のフライパンは使えば使うほど油が馴染んできれいな光沢が出てきますよ。
フライパンのさびは楽に簡単に落とせるの?目から鱗の取り方とは?まとめ
鉄製のフライパンは特にさびやすい素材ですので、扱いにくいと言われています。ですが、きちんと毎回のお手入れをしていくことで、さびを防ぐことができます。
鉄は熱を通しやすいため、焼いたり、炒めたりする料理には特に適しています。しかも、丈夫で長く使えるなどメリットもたくさんあるのです。ぜひ今回ご紹介した方法でさびを落として、長くフライパンを使っていってくださいね!
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