子供の日に食べる代表的な食べ物の中にちまきがありますよね。子供の日にはスーパーなどで、笹の葉に包まっているちまきがたくさん並びます。しかし、ちまきを作りたい!手作りしたい!と考えるママさんが増えている様ですね。
今回ちまきがどんなものなのかと、子供の日に定番のちまきが地域によって差がある?という情報をゲットしたのでご紹介します。最後に、ちまきで使う笹の葉の代用品があるのでご紹介しちゃいますよ。
子供の日の定番ちまきってどんなもの?地域によっても差があった!
作る前にまずは、ちまきの事を知らないと困りますよね。昔ながらの本来のちまきは、お餅やもち米を円錐形や三角形などの形にして笹で包んで加熱した物です。
味付けはしないので、笹の香りがするだけです。その後改善され、今では色々なちまきがあります。子供の日の定番のちまきをご紹介します。
中華ちまき
お肉、たけのこ、シイタケなどお好みの具材を、甘醤油味で炒め、
もち米と一緒に笹の葉に包んで蒸した物です。
昔ながなのちまき
今でも定番のちまきとして、もち米だけのちまきがあります。
しかし今は、きなこや黒蜜を付けて食べる感じですね。
上新粉で作るちまき
上新粉ともち米、砂糖を入れてこねって作ります。
プルルンとした、ウイロウの様な甘い和菓子です。
中国のちまき
もともと子供の日(端午の節句)にちまきを食べる習慣は、中国から伝わってきました。
一般的な物は、もち米と一緒に、味付けしたお肉・塩漬けした卵・栗やなつめなどが入っています。
他には、小豆餡入りの甘いものやアワビやチャーシューが入った豪華な物もあります。
ここで豆知識!(ちまきの由来)
中国では、戦国時代からちまきが流行していたと言われています。
川に身を投げて亡くなった詩人、屈原(くつげん)は、人々からの人望が厚く、彼が魚に食べられない様に船の上から魚を追い払う事や、邪気を払う5色の糸で縛ったもち米を川に流したりしたそうです。
屈原の命日が5月5日であった事から、厄払い、邪気払い、無病息災の願いを込めて食べる習慣がはじまりました。
ちまきは地域によって差があります
中華ちまきは、関東で多く食べられています。
関西の方では、甘い和菓子タイプの物が多いです。
新潟では、新潟ちまきが有名ですよね。これは、きなこを付けて食べるタイプです。
そして、形も様々です。三角形・尖った感じの三角・縦長四角・円錐形などです。
また、子供の日にちまきではない物を食べる地方があります。
実は、関東では、ちまきより柏餅を食べる習慣がありますよ。
どんな形にするか?どんな味にするか?悩みそうですが、自分が子供のころから食べて来た物を、まずは子供に作ってあげるのが良いと思いますよ。
ちまきを作りたいけど笹の葉がない・・・そんな時は○○で代用しよう!
昔はちまきを作るのに笹の葉を使って作っていましたが、ちゃんとその理由があります。
笹の葉は竹ですよね。竹には抗菌作用があって日持ちがするからです。腹持ちが良く日持ちもするので、携帯食として持ち歩く事があったそうです。
今の時代は大丈夫!冷蔵庫がありますからね。「笹の葉がない」と慌てなくても、今は便利な物がありますよ。
笹の葉の代用になる物
アルミホイル
もし子供と一緒に作るのなら、便利なアイテムですよ。
形を修正するのに楽ですからね。
クッキングシート
子供の頃、ハチマキを三角織した事ないですか?
三角織をする感じでポケットを作り、その中に具材を入れて、残っている部分を最後まで三角織にすると綺麗な三角のちまきが出来ますよ。
今は、アルミホイルとクッキングシートを使って作る人が増えています。これではちまきの雰囲気が出ない!と思ってしまうこだわりがある人は…笹の葉より竹の皮で作ると、作りやすいと思いますよ。
竹の皮などは農産物直売所などでたまに目にするので、近くに農産物直売所などがあったらのぞいてみてくださいね。
子供の日はちまきを作りたい!笹の葉がなくても代用できるってほんと!?まとめ
ちまきを作ってみよう!と、子供の日の為にチャレンジする事は、子供達にとって良い思い出になると思いますよ。
子供の日にちまきを食べるのは、厄払いや邪気払い、無病息災などを祈願する意味があります。親としては、大事にしたい習慣ですよね。
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