子どもを保育園に預けてるけど一体どんな過ごし方をしてるの?登園から降園まで何をしてるの?と、疑問を抱く事もありますよね。
そんな保護者の方の疑問を保育士の私がお答えします!
普段の園での過ごし方とは?
私が働いている保育園のデイリープログラムは、どの学年もそれほど変わりはありませんが、学年が上がるにつれ主活動の時間が長かったり食事の時間が遅かったり、午睡の時間も少なかったりします。
また、年中・年長さんについては、運動会の練習や発表会の練習・進級に向けて午睡を摂らない日もあります。
デイリープログラム
7:00~ 登園
8:00~ 各クラスへ移動・おむつ交換(排泄)
9:00~ 朝の会(朝の挨拶・出席確認・季節の歌)
9:15~ おやつ(0~2歳児)・おむつ交換(排泄)・自由遊び
10:00~ 主活動(週案に基づき保育をする。)
10:30~ おむつ交換(排泄)・自由遊び
11:00~ 昼食
11:45~ 午睡
14:45~ 起床・おむつ交換(排泄)
15:00~ おやつ・おむつ交換(排泄)・自由遊び
16:00~ 各自降園
※主活動については、それぞれの年齢にあった活動を行います。例えば、0歳児クラスはほぼ自由遊びで週案に基づいて活動はしますが〇〇遊びがほとんどで季節に合った製作で手足形取り、子どもの様子を見てシール貼りやなぐり描きを行っています。
また、幼児さんクラスになると長時間椅子に座っての活動が多くなり、ピアニカの練習や製作作り、就学に向けての勉強(平仮名・片仮名・漢字・日本地図など)を行っています。
保育参観での園児の様子に違いはある?
保育参観は、子どもが園でどんなふうに過ごしているかを実際に見てもらい、保護者の様々な不安に応え、子どもの成長や保育についての理解を深めるきっかけになるものであり、保育士や他の親子との連帯を深め、孤立しがちな子育てを支える意味でも重要な行事で園での子どものありのままの様子を見てもらうことになります。
0~2歳児クラスでは、保護者が参観していることを子どもに意識させないように見学してもらうのが理想ですが、部屋に保護者がいると落ち着かなかったり、後追いをしたりしていつも通りの保育が出来なくなってしまうので園によっては保護者と一緒に楽しく過ごす『保育参加』というものがあります。
保育参加は、子どもと一緒に遊んだり、子どもと過ごす楽しさを味わったりしながら子どもへの接し方や子ども同士の関わりなど保育への理解を深めてもらうもので、触れ合い遊びを行ったり、自分の子どもや他の子どもたちと一緒に製作を行ったりするものです。
保育参加や保育参観では、クラスの保育士へ日頃の園での様子の聞き取り、ママ友との交流でお互いの子育ての話をして共感を得ることが出来ます。
普段の園での様子と保育参観や保育参加での子どもの様子に違いはあると思いますが、優しく受け止めてあげてください。また、保育士に「うちの子はいつもこうなんですか?」と質問すれば「今日は保護者がいたから」や「普段はこうですよ」と答えてくれると思います。
保育参観では園児が親を意識しすぎる?未満児は泣いちゃう子も!!
家での親は保護者ですが保育園での親は保育士です。いくら園で懐いてくれていても、実際に保護者が来ると保育士は負けます。
保育参観で親が来てるとついつい気になってしまいます。私が小学生の頃も、授業参観があると必ず後ろを振り向き親に手を振っていました。
私達保育士や保護者の方も普段通りの姿を見せたい、見たいと思っていますが、実際に保護者が部屋に入ると泣いてしまったり、保育士の話を聞いてくれなかったりしますので、子どもが保護者を意識しないように変装して保育参観を見てもらうのが理想です。
普段通り子どもと一緒に登園
→別室で変装タイム
→子どもに説明
→普段の保育を見てもらう
→変装を解いて保育参観終了
変装すれば子どもも親だと気付かないと思いますが、取り入れてる園と取り入れてない園があるので注意してもらいたいのと、0・1歳児のクラスで変装すると人見知りで逆に大泣きしてしまうこともあるので、幼児さんクラスが対象となります。
また、0~2歳児クラスは、一緒に来たのに保護者と離れて泣かれても困りますし、用意した主活動どころじゃなくなってしまうので保育参加型がいいと思います。
普段の園児の保育園での過し方や保育参観では見れない子供の過ごし方。保育士の私が教えます!まとめ
私が働いている園の乳児さんはほぼ遊び中心、幼児さんは進級・就学に向けての勉強中心となりますが〇〇遊びというように遊びの中での勉強となります。
連絡帳だけでは子どもの様子が分からないという保護者の方は、送迎の際、クラスの担任とお話しすることをオススメします。
また、乳児さんは保護者も一緒に楽しめる保育参加、乳児さんはありのままの姿が見られる保育参観で日頃の園での様子を感じてもらいたいです。
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