財布はやっぱり本革でなくちゃ!そんなこだわりを持っている人は多いですよね。本革製品は使っていくうちに味がでてくるものです。ただ、手入れをしないで使っていると、どんどん劣化していきます。
せっかく手に入れた革財布をぼろぼろにしてしまった経験はありませんか?私も経験があります。傷がついたり、四隅がぼろぼろになったり、カビが生えたりもしました。結局、気に入らなくなって捨てちゃいました。勿体なかったなぁ。
それで少し調べてみました。革製品には長持ちさせるお手入れ方法があったんです。それではさっそく、貴方の革財布が長く愛用されるためのお手入れ方法をご紹介していきましょう。
どうすれば革財布を長持ちさせられる?お手入れに必要なものと方法を一挙公開!
革財布のお手入れに必要なもの
山羊毛などの柔らかいブラシ
柔らかい布2枚
防水スプレー
保革オイル
①汚れを軽く落とす
本格的なお手入れの前に、表面に付いたホコリを落とします。
山羊毛などの柔らかいブラシで軽く落としてあげましょう。
②防水スプレーをかける
革は水に弱いのでガードしてあげましょう。
次に塗布するオイルの浸透度を高める役目もあります。
ただし、あまり近距離から吹いてはいけません。
スプレー缶は30センチほど離しましょう。
そして馴染むまで20分ほど放置します。
③保革オイルを塗って革の艶を出す。
クリームを柔らかな布に取り、塗布します。
ほんの少しの量でOKです。
少しずつ置いて、薄く均一に塗りましょう。
④ポリシングクロスで磨く
次に余分なクリームを柔らかな布で拭き取ります。
この場合に使うクロスと、保革リームを塗るクロス、二枚を持っているといいですね。
⑤ブラッシングする
①で使った山羊毛のブラシで縫い目に入り込んだクリームを除きます。
これでメンテナンスは完了です。
このお手入れを月に一度程度おこないましょう。
肌触りに変化を感じた時が頃合いです。
簡単に出来る!日々のお手入れで革財布を大切に使おう
貴方の大事な革財布の日々のお手入れとしては、柔らかな布で乾拭きする習慣を作るといいですよ。磨けば磨くほど、革も美しさで応えてくれます。ますます愛着がわくことでしょう。
不注意で傷をつけてしまった場合は、乾いた布でよく拭いたり、クリームを丁寧に塗り込むと目立たなくなります。ちょっとした汚れが付いてしまった場合、柔らかい布で丁寧に拭けば落ちます。
頑固な汚れの場合は、革専用の消しゴムがありますのでそちらを利用しましょう。鉛筆の文字を消すように、汚れを落とすことができます。革専用汚れ落とし消しゴムというものです。
使ってもシミにならない点がこの消しゴムのよいところです。水や洗浄剤とは違って、革財布だけでなく革のバッグやジャケットなどにも使えます。革の風合いが好きでいろいろ持っている方は、一つ持っていて損はありません。
間違っても、文房具の消しゴムは使わないでくださいね!
革に水は大敵です。濡れてしまった場合は、乾いた布で拭き取って風通しのよい日陰に置いて乾かします。直射日光に当てたり、ドライヤーをかけたりは止めましょう。
カビが生えてしまった場合は、水を含ませ固く絞った布でカビを拭き取ります。強くこすらないようにしてください。そこにアルコールスプレーを少量吹きかけると、水だけでは落ちなかったカビも取れます。
どれもちょっとしたことです。被害が大きくならないうちなら自分で対処できます。万が一、大きな傷をつけてしまった場合はプロにお任せしたほうがいいでしょう。
初心者でもできる革財布を長持ちさせるお手入れ方法まとめ
いかがだったでしょうか?
革は手のかかるものですが、自分で手入れができるとますます愛着がわくのではないでしょうか。大仰な手入れ道具などなくても、充分なお手入れができます。
時間が経過すると出て来る革特有の味わいを楽しんで、長く愛用していきたいものですね。
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