本格的なカレーを作るのなら、ルーではなくスパイスを使って作ってみましょう。でもルーを使わずスパイスから作るのって何だか難しそうですよね。しかも、どんなスパイスがカレーに必要なのかもいまいちピンとこないでしょう。
そこで今回は、本格的なカレーを作ってみたい人のために、必要なスパイスと美味しいカレー作りのコツを紹介します。
スパイスカレーの作り方 市販のルーを使わずに作るために必要なスパイスは?
本格的なカレーを作るために必要な4つのスパイス
・レッドチリパウダー
・クミンシード
・ターメリックパウダー
・コリアンダーパウダー
この4つ。意外と少ないですよね?基本的にはこの4つさえあれば大丈夫なんです。ではそれぞれ、どんなスパイスか簡単に紹介しますね。
レッドチリパウダー
名前の通り赤唐辛子を焙煎して粉末状にしたスパイス。
香ばしいニオイが特徴で辛味付けなどに使われます。
クミンシード
これはカレーのにおいの素となるスパイスですね。
筆者もカレーを作る時に、クミンシードを入れているのですが
このスパイスだけでもものすごくカレー特有の香りがするんですよ!
ターメリックパウダー
ウコンの粉末のこと。
ウコンといえば、肝臓機能を回復させる効果もあるため二日酔い防止のドリンクなどに入っていますよね。
このスパイスは主に、香りと色付けのために入れられるものです。
コリアンダーパウダー
近年何かと人気のあるパクチーを粉末にしたスパイスなんですよ。
こちらも香辛料なので、主に香り付けとして必要なんですね。
以上の4つがカレー作りに必要なんですが、スーパーの香辛料売り場に行けば揃っていますよ。もちろん成城石井とかカルディコーヒーでも売っているので、本格カレーを作る時には準備しておきましょう。
誰でも出来る!絶品スパイスカレーの作り方とコツ
続いて、簡単な本格スパイスカレーの作り方とコツを紹介します。
材料(2人前)
スパイス4種の他に、にんにく1片、生姜1片、玉ねぎ3個、ホールトマト1缶、鶏もも肉1枚、塩少々、水2カップ。
もちろん肉は鶏以外でも良いですが、やっぱり鶏肉がおすすめ。
作り方
では、コツを交えながら作り方を説明しますね。
クミンシードとにんにくと生姜と玉ねぎを炒める
まず、鍋に油を注ぎ中火にして加熱し、小さじ1クミンシードをこんがりするまで炒めます。カレーを作る量が少ないなら、深めのフライパンで作ってもOKですよ。油はオリーブオイルがおすすめです。
クミンシードがこんがりしてきたら、ニンニクと生姜をみじん切りにしたものも入れて香りが立つまで炒めましょう。
そして最後にみじん切りの玉ねぎを入れて、飴色になるまで炒めてください。
この工程がカレーを美味しくする秘訣ですよ!
ホールトマトと残りのスパイスを入れる
次にホールトマトを入れて、ペースト状になるまで炒めます。
トマトがペースト状になったら、ターメリックパウダー、レッドチリパウダーをそれぞれ小さじ1と、コリアンダーパウダーを大さじ2、そして塩を少々加えてよく混ぜつつ炒めてください。
鶏肉を炒めて水を加える
よーく馴染ませたら、一口大にカットした鶏肉を入れて炒めていきましょう。
炒めたら水2カップを加えます。
この時、さっぱりとしたカレーにしたいのなら水を少し多めに入れるといいですよ!反対に水が少ないと、濃厚なカレーになります。
20~30分煮込んで完成!
水を入れたら、アクを取りつつ20~30分ほど煮詰めていきましょう。全体的にとろみがついてきたら完成です。
どうでしょう?思ったよりも簡単じゃありませんか?最初によーくクミンシードとニンニク、生姜、玉ねぎを炒めることで、コクのある味わいになるんですよ!ぜひ試してみてくださいね!
簡単に出来る本格的なカレーの作り方まとめ
本格的なカレーをスパイスから作るには、クミンシード、レッドチリパウダー、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダーが必要。作り方としては、クミンシードとニンニク、生姜、玉ねぎを炒めて香りとコクを出しホールトマトと残りのスパイスを加えます。
そして鶏肉を炒めて水を注ぎしばらく煮込めば完成。
スパイスはお好みで量を調整すると、辛さが増したり、香りが強くなったりするので色々量を変えて試してみるのも面白いですよ!
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