毎日、自分や家族の体を清潔に磨く場所がお風呂場です。でも人間の体は毎回綺麗になりますが、お風呂場はどんどん汚れてきませんか?毎日、ちょこちょここまめなお掃除を続けると、カビはそうそう生えないよ!という人もいるかと思います。
確かに、お風呂場から上がる時についでに掃除をしたら、綺麗さを保つことができるんですよね。分かっていてもなかなか出来ない。そんなあなたに、手軽に手間なくお掃除ができる方法をお教えします。お風呂場掃除に力は要らないのです。
お風呂のカビを簡単に落とす裏ワザとオススメの洗剤
カビを退治するためには、まずカビについて知りましょう!カビは、栄養、水、温度、空気、の4条件が揃うと繁殖します。
①栄養:人のアカ、ほこり、石鹸カス、シャンプーの残り等。
②水:カビのこのむ湿度は、75パーセントです。日本は湿度が多いから、頭の痛いところです。
③温度:カビが元気になる温度は、20度から30度です。カビが生息可能な温度は、5度から35度です。しつこいですね。
④空気:空気中には目に見えない胞子が発生しています。
現実を見たところで、さっそくお掃除方法に目を向けましょう。
重曹を使ったカビの落とし方
重曹は、魔法の粉と言われています。成分は炭酸水素ナトリウムです。皮脂汚れや湯垢を落とす効果があります。
①浴槽は重曹を1カップ(200cc)を入れて、ひと晩置きます。
翌日にスポンジで軽く洗って流すだけです。風呂場の桶や椅子など、浴槽に入れて一緒に付け置くとこちらも綺麗になります。
②床は重曹ペーストを使いましょう。重曹と水を2対1の割合で混ぜます。
作った重曹ペーストを気になる箇所に塗っていき、上からラップをかぶせます。
そのまま30分放置してください。ラップをはずし、スポンジで軽くこすって落とします。
③排水溝は重曹と塩を、1対1の割合で混ぜ合わせ、排水溝に振り撒いたら、お湯を1リットル流し入れましょう。
そのままひと晩、置きます。その後にお湯で流して完了です。
クエン酸を使った水垢の落とし方
鏡や蛇口の水垢には、クエン酸スプレーが効果的です。
水1カップ(200cc)にクエン酸を小さじ1杯混ぜて作るのが、クエン酸スプレーです。
これを気になる箇所にスプレーして、ラップをして2時間から3時間放置します。
時間が経ったら、スポンジでこすって落とすだけです。
それでも落ちない頑固な水垢には、研磨剤の入った歯磨き粉を使って掃除をするといいですよ。
少しずつ取って、優しく、根気よく、がポイントです。あまり強くこすると、傷がついてしまいますので、注意が必要です。
お風呂のカビ掃除はどれくらいの頻度でするもの?
ここで最初の問題に行き当ります。毎日ちょこちょこっと掃除をするのは、確かにとっても効果的なんです。汚れがたまってしまうと、その分落ちにくくなります。だから、ラップをして放置する時間が必要なわけです。
「でも、毎日掃除なんてしたくない!」と叫んでいる、そこのあなた。要は、汚さないことなんです。どういうことかと言うと、掃除と考えず、毎日のルーティーンのひとつにしてしまいましょう。
入浴後にお風呂場をシャワーで流しましょう
カビは温かい、湿度の高い環境が大好きです。
入浴後の温まった壁や床に、水シャワーをかけて、温度を下げます。
また、カビの餌ともなる石鹸残りも洗い流してしまえて好都合です。
排水口のゴミはこまめに捨てましょう
髪の毛やホコリは、カビの大好物なのです。
入浴後すぐは、まださほどベタベタしていません。
チャチャチャっと取ってしまいましょう。
浴槽に蓋をしましょう
風呂場の温度を上げないことがカビを繁殖させないコツです。
湯のはった浴槽は、蓋をしてしまいましょう。
また、蓋もこまめに洗ってあげるとカビ予防になります。
とにかく換気をしましょう
換気はいちばん簡単にカビ予防をできる方法です。
入浴後、掃除の後は、必ず換気して、カビを防止しましょう。
お風呂のカビや水垢を驚くほど簡単に落とす裏ワザとカビを予防する方法まとめ
いかがでしたか?やっぱりお風呂場を綺麗にすることに、魔法のような方法はありませんでした。でも、この程度のことなら掃除と思わずできるのではないでしょうか?
掃除を掃除と思わず、ひとつのルーティーンととらえ毎日のお風呂タイムを楽しみましょう。
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