運動会が待ち遠しいと、子供たちはドキドキしているでしょう。保育園の運動会というと、人生で初めての運動会だという子もいるでしょう。
しかし保育士さんは、どんな競技をしたらいいか、頭を悩ましているのではないでしょうか。毎回同じではつまらないし、子供たちが喜ぶ競技をさせてやりたいでしょう。
保育園の運動会の特徴として、子供たちの幼さと年齢差があります。0歳児は保育士が手助けしてやらないと、参加ができません。
いっぽうで5歳児となると、もう少しで小学生ですから、体力もついて動きも機敏です。
保育園に通う全ての子と、その父兄が楽しめる競技とはどんなものでしょうか?
保育園の運動会で盛り上がる定番の競技って?
保育園児たちの運動会では、どういった競技が盛り上がるのでしょうか。園児の年齢によって考えてみました。
0歳児さん
ハイハイしたり、一人で立てるようになったら、運動会も楽しいですよね。『ちっちゃなオリンピック』という競技はどうでしょう?
ゆるやかな坂道を用意します。
保育士さんが持っているフラフープを潜ります。
段ボールで、くねくね道を作ってみましょう。
保育士に抱き抱えられ、また手を引かれて歩くだけで、子供は楽しいものです。
オリンピックの実況中継のように、どの子が何をしているのか実況すると盛り上がります。
1歳児さん
運動能力がアップしてくる1歳児には、障害物リレーがいいのではないでしょうか。
保育士に手を引かれてできる、マットの上でのカニ歩きや、階段を上って滑り台をすべり落ちるのもいいですね。
2歳児さん
乗り物競争などはどうでしょう?
三輪車を漕いで、次の子にバトンタッチします。
体育館で行う場合は、ビニールテープで円を描いてそこでジャンプをする、なんていうのも楽しですよ。
3歳~5歳児さん
けんけんぱができるようになったり、投げる動作もできて、スキップもできるようになります。
定番としては、玉入れ、しっぽ取り、リレーなどができる年齢です。
たとえばリレーでも、3歳児はひとりずつかけっこ、4歳児は直線コースを走る、5歳児は円のコースを走る、と差をつけてみるのもいいですね。
子供との絆も深める!運動会の親子競技5選
0歳児の親子競技
『かくれんぼはいはい』はどうでしょう?
マットを敷いて、ゴールには親が待っています。
途中に細い紙でカーテンのように見えなくしたゲートを作っておきます。
園児はハイハイして、ゲートをくぐります。
すると親が見えますから、大喜びでゴールに向かうでしょう。泣いて、途中でお座りしてもご愛敬です。きっと盛り上がりますよ。
1歳児~2歳児の親子競技
体力や身体能力に差がありますが、『アンパンマンになろう』はどうでしょう?
アンパンマンに変身して、アンパンマン号でゴールします。アンパンマンになれるから、子供も喜びます。
アンパンマンのお面とマント、引っ張る紐をつけたアンパンマン号を用意します。
まず子供だけでスタートし、親が待っているところまで走ります。
親にマントとお面をつけてもらい、アンパンマン号にのって親がゴールまで引っ張りましょう。
3歳児の親子競技
3歳児には少し頭を使ってもらいましょう。
『初めてのおつかい』がおすすめです。
紙袋やビニール袋、作りものの野菜や果物を用意します。
親子でスタートしたら、親が子供に袋を渡します。
買ってきてほしいものを頼みます。
子供は設置された野菜屋さんに行き、買い物をします。親のいる場所に帰って、ゴールです。
4歳児の親子競技
4歳児には、借り物競争はどうでしょう?
用意するのは借り物カードで、メガネやティッシュなどの文字を書いておきます。
複数の親子でスタートします。
途中にある借り物カードをめくります。
借り物カードを見せながら、借り物をしていきます。
判断する保育士さんの下に行って、OKならゴールとなります。
5歳児の親子競技
5歳児には思いっきり暴れてもらいましょう。
親が子供をおんぶして、帽子を取り合う『おんぶ騎馬戦』を提案します。
用意するのは、子供用のカラー帽子です。
親が子供をおんぶします。チームに分かれて、帽子を取り合います。
最後に帽子を取った人が、数を数えて、勝敗を決めます。
まとめ
いかがでしたか?小さな子供たちと一緒に楽しめる運動会の、ほんの一例を紹介しました。
楽しい競技で、子供たちとわくわくするような運動会を作り出してみませんか?
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