彼岸花の花言葉が怖い?不吉な由来と言い伝えとは?

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彼岸花ってすごくキレイだけれど、どことなく怖いイメージがありませんか?和風ホラー映画やゲームのポスターなどにも描かれていることが多いですし、お墓に咲く花、という印象も強いです。しかも、怖い花言葉を持つとされているんですよ。

今回はそんな、妖しげな美しさをもつ彼岸花について解説します。

 

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彼岸花の別名と悲しい言い伝え

 

彼岸花には『曼珠沙華(まんじゅしゃげ)』という別名がある、というのは割と有名ですね。『曼珠沙華』とはサンスクリット語で、『天界の花』という意味なんですよ。これだけなら、彼岸花は全然怖くありません。ところが、彼岸花には他に、『死人花(しびとばな)』『毒花(どくばな)』『捨て子花(すてごばな)』『幽霊花(ゆうれいばな)』など、かなり不吉な別名もあるんですよ。

そして彼岸花の花言葉は『悲しい思い出』『あきらめ』『情熱』など。特に印象的なのが、この『悲しい思い出』という花言葉ですね。実は赤い彼岸花って、その見た目が血しぶきに見えたことから、この花言葉が付けられたとされています。

また、『家に彼岸花を飾ると火事になる』とか『彼岸花を持ち帰ると母親が亡くなる』など、かなり縁起の悪い言い伝えも残っているんですよ。もちろんあくまで言い伝えなので、実際にこのようなことが起こるわけではありません。それに、白い彼岸花には『また会う日を楽しみに』とか、黄色い彼岸花には『深い思いやりの心』なんていうとっても優しい花言葉もあるんです。

 

では、どうして彼岸花はこんなに怖いイメージで花言葉や言い伝えもとにかく不気味なんでしょうか?それには、彼岸花のある特徴が関係していると思われます。

 

 

彼岸花には毒があるの?

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実は彼岸花って、毒を持っているんです。といっても花の部分ではなく根っこ、球根の部分ですね。その昔、お墓はほとんどが土葬でした。そのため、モグラなど動物に掘り返されたりすることがあったんですね。それを防ぐためにも、毒のある彼岸花を植えてお墓を荒らされないように動物避けにしていたんですね。

ちなみに、もちろん彼岸花の球根は、人間が食べても有害です。摂取量にもよりますが嘔吐や下痢、呼吸困難になる可能性もあるんですよ。もし彼岸花に触ったら、しっかり手を洗うようにしましょう。

彼岸花を触った手で何かを口にしてしまうと、毒を体内に入れてしまうことにもなりかねません。ワンちゃんを飼っている人は、散歩中に愛犬が彼岸花に近づかないように十分注意してくださいね。

 

こんな危険があるからこそ、彼岸花はむやみに近付かないように怖い言い伝えが作られていたんでしょうね。ましてや家に持ち帰るなんてもってのほか!確かに不気味な言い伝えや不吉な意味を持っていると自然に人は離れていくものです。

でも、彼岸花って実際は、その毒があるからこそ、ある意味お墓の守りとして植えられていました。それにやっぱり、怖い意味があったとしてもすごくキレイな花ですよね。

髪飾りなどアクセサリーのモチーフに使われることもあるし、少し不気味だけれど、人を惹きつけてしまう魅力があるんじゃないでしょうか?彼岸花という名前も、お彼岸の時期に咲くということから付けられたとのことです。

やっぱり、死やお墓と何かと関りが深いんですね。先ほども説明したように、別名の『曼珠沙華』は『天界の花』という意味なので、必ずしも悪い意味ばかりじゃないんですよ。

 

 

まとめ

彼岸花には『曼珠沙華』の他に、『死人花(しびとばな)』『毒花(どくばな)』『捨て子花(すてごばな)』『幽霊花(ゆうれいばな)』などの別名があります。

また、『悲しい思い出』などの花言葉もあるし、怖い言い伝えも持っているんですよね。でもそれは、色や根っこに毒を持っているなど、彼岸花の特徴が由来しているのがほとんど。

鑑賞するだけならとってもキレイだし、お墓の守りもしてくれるとってもいい花なんですよ!

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