お風呂場のカビを予防するには、換気をしておくことが大事ですね。でも、マンションやアパートだと窓が付いていない浴室もあります。こういう場合ってカビ予防はどうすべきなんでしょうか?
今回は湿気が溜まりやすいお風呂場のカビを徹底的に予防して、清潔を保つための方法をご紹介します。
お風呂のカビを放置していると病気になるの?
お風呂場って知らず知らずのうちにタイルや浴槽のすみっこなどに黒カビが生えていますよね。いくら掃除してもなかなか落ちてくれません…。もう面倒だからそのままでいいや、と放置している人も少なくないんじゃありませんか?
でも、お風呂場のカビをそのままにしておくと病気になってしまう可能性もあるんですよ。
カビが出す胞子(ほうし)を吸い込んでしまうと、喘息や鼻炎などのアレルギー疾患を引き起こしてしまうんです。お風呂場のカビを放置するようになってから、せきがよく出て息苦しかったりすることはありませんか?
もしかするとそれは、カビによるものかもしれないです。また、お風呂場にはトリコスポロンというカビがよく発生するのですが、この胞子を吸い込んでしまうと、せきがひどくなるだけでなく発熱する可能性もあります。
夏型過敏性肺炎という病名で、その名の通り、梅雨から夏にかけて発症しやすくなります。カビの生えたお風呂場を毎日使っていると、体内に当然カビの胞子も取り入れてしまうことになるのでかなり不衛生なんですね。
もともと喘息持ちだったり、アレルギー体質の人は特に気を付ける必要があります。
病気にならなかったとしても、カビだらけのお風呂場ってクサいし見た目も汚いし、せっかく入浴してもキレイになった気がしません。やっぱりどんなに面倒でも、黒カビを発見したら早めに掃除してしまいましょう。
しかも黒カビは放っておくと、どんどん奥まで根を張って余計に落としづらくなってしまうんですよ!
お風呂のカビを撃退する対策とは?
お風呂場に出来たカビを撃退するには、まずカビキラーなど塩素系の洗剤を使いましょう。ただ洗剤を吹きかければ良いのではありません。カビは住み着いた奥まで洗剤を染み込ませる必要があるので、まずはカビの生えた部分に洗剤をスプレーした後、キッチンペーパーで上から覆ってしまいましょう。
そして、30分~1時間ほどそのまま放置します。時間が経ったら、キッチンペーパーを外してよく洗剤を洗い流してください。するとカビがキレイに落とせますよ。
もしそれでもまだカビが残っているなら、もう1度、キッチンペーパーで洗剤をパックしてみましょう。
塩素系漂白剤は使いたくないという方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
そして、カビを予防するには換気することが必須。お風呂上りには必ず、最低でも5~6時間は換気扇を回したままにしておいてくださいね。そうすれば、お風呂場の湿気も除去できます。
また、カビは高温多湿を好むので、お風呂場から出る前には冷水シャワーを全体にかけておきましょう。ついでにせっけんカスや髪の毛などもしっかり流しておくと良いですよ。
冷水シャワーをお風呂場全体にかけると、室温が下がってカビが活動しにくくなります。あとは、お風呂場内の水気を拭き取っておくことですね。お風呂から上がる前にタオルで拭いたり、スクイージーなどを使って水気を切っておきましょう。
そして、筆者が最もおすすめしたいのは、防カビ効果のあるくん煙剤を焚くこと。
お風呂場をキレイに掃除したら、換気扇も止めて、閉め切った状態でくん煙剤を焚いてください。焚き終わったら換気をすれば完了です。
我が家でもくん煙剤を時々焚くのですが、本当に黒カビが生えにくくなるのでおすすめ!すごく便利ですよ!カビ予防には効果的なので、ぜひ使ってみてくださいね!
ちなみに、お風呂場の中でカビを掃除する時は、胞子を吸い込まないようにマスクをしたり換気扇を回しながらするといいですよ。
お風呂のカビを徹底的に予防する方法まとめ
お風呂場のカビを放っておくと喘息や鼻炎などのアレルギー疾患になる可能性もあるので、なるべく早めに掃除をしましょう。
カビの除去は塩素系洗剤をキッチンペーパーでパックすればOK!
そして、カビ予防のためにも、お風呂から上がる前に冷水シャワーを全体にかけて水気を拭き取っておきましょう。
あとは換気扇を6時間前後回しておけば完璧です。定期的にお風呂掃除することも大切なので、しっかりと清潔を保っていきましょう。
↓↓↓一緒に読まれている人気記事↓↓↓
押入れがカビだらけ!自宅で出来るカビを除去する方法と予防法!!
やばい!カビキラーの匂いが手に…なかなか取れない匂いの落とし方
コメント