着ようと思って取り出した服がカビ臭いと、すごく嫌な気分になりますよね。ちゃんと洗濯して収納してあったはずなのに、なぜカビ臭くなってしまうんでしょうか?どうにかしてカビのニオイを取りたい時はどうすべき?
今回は、服や部屋にしみ付いてしまったカビのニオイを取る効果的な方法を紹介します。
そもそもカビって何?臭いはどこからくるの?
カビとはつまり、菌なんです。
正確には真菌類(しんきんるい)にカテゴライズされる微生物で、ご存じの通り、湿度の高い環境を好むんですよ。梅雨の時期に、うっかり食べ忘れたパンを放置しておくと、緑色のカビが生えていることがありますよね。
カビはジメジメとした梅雨の時期が大好きなので、湿気を吸った色んなものに繁殖してしまうんですよ。
もちろん、カビが生えるのは食べ物だけじゃありません。
浴室のタイルやゴムパッキン、排水口、洗濯糟やエアコンの中にも潜んでいるし、湿気の多い場所で保管していた布製品や革製品、本にも生えてしまうことがあるんですよ。
しかも厄介なことに、カビが繁殖するために飛ばす胞子と呼ばれる種子のようなものを人間が吸ってしまうと、喘息やアレルギーになる場合もあるし、カビが生えた食品を食べると食中毒を起こしてしまいます。
カビって見た目も汚らしいだけでなく、健康にも悪影響なんですね…。
もしあなたの部屋がカビ臭いのでしたら、どこかにカビが発生している可能性が高いです。だいたいニオイのする方を探してみると、カビが密集して生えている、なんてこともあったりするんですよね。
あまり換気をしなかったり掃除を怠っていたりすると、カビの嫌なニオイがしてくるので、十分に注意しましょう。
エアコンの中もカビがびっしり!ということがあり得るし、それがニオイの原因かも知れないので、吹き出し口から内部をちょっと覗いてみてください。
今すぐ取り組もう!簡単に出来るカビの臭い対策!
しまっておいた衣類やバッグなどがカビ臭いのでしたら、クローゼットや押し入れなど、収納スペースにカビが発生している可能性があります!天気が良く、カラッとしている陽気の日には、窓もクローゼットや押し入れの戸も開けて湿気を取り除きましょう。
出来れば、1度クローゼットや押し入れの中身を全部出してカビが生えていないか確認すると良いですよ。もちろん、クローゼットの隅っこに生えていることもあるので、よくチェックして見つけたら掃除をしてくださいね。
カビの取り方
重曹2:お酢1の分量で作った液を歯ブラシに付けてこすっていけば、ある程度のカビはキレイに取れますよ!
もしくは、エタノールを染み込ませた布で拭き取るのも効果的。
洋服もカビが生えていたり臭かったら、洗濯したりクリーニングに出しましょう。天気の良い日は、定期的に収納スペースも換気しておくと、カビが服などに発生するのを予防できますよ。また、除湿剤を入れておくのもおすすめです。
部屋がカビ臭い時はだいたい換気すればニオイが消えますが、それでも何だか臭いような気がしたら市販の消臭剤を置きましょう。もしくは、空いたジャムの瓶などに重曹とお好みのアロマオイルを数滴垂らして手作り除湿剤を作ってみませんか?
あとはフタを開けた状態でそれを部屋の隅に置いておけば、重曹によってニオイや湿気は除去されるし、アロマの香りがして癒されますよ!消臭剤や芳香剤に好きな香りがなかった場合には、ぜひやってみてくださいね!
でも、一番大事なのは、換気と掃除と洗濯です。清潔にしていればカビが生えないので、普段から部屋をキレイにしていましょう。
うわ臭いっ!洋服についたカビの臭いって取れるの!?まとめ
服からカビのニオイがしたら、洗濯やクリーニングをすればニオイは取れます。ただし、部屋のどこからかカビのニオイがする場合は、掃除をして空気の入れ換えをしましょう。
特に収納スペースは湿気が溜まりやすいので、時々は戸を開けて換気するのが効果的。湿気を除去すればカビが予防できるので、ニオイも気にならなくなりますよ!
↓↓↓一緒に読まれている人気記事↓↓↓
押入れがカビだらけ!自宅で出来るカビを除去する方法と予防法!!
やばい!カビキラーの匂いが手に…なかなか取れない匂いの落とし方
コメント